技術情報

高能力母豚の導入の効果

高能力母豚を導入した場合の、1母豚当りの経済効果を試算しました。
例えば、現在の農場成績が以下だとします。

母豚1頭当りの年間出荷頭数 20
農場飼料要求率 3.3 -
上物率 50 %
飼料単価 32 円/kg
肉豚出荷体重 115 kg
枝肉重量(歩留65.2%) 75 kg
上物価格 430 円/kg
格落平均 30
母豚年間回転数 2.2 産/年
生涯産歴 5.5
1.出荷頭数が年間1頭増加すると
肉豚1頭当りの売り上げ 枝肉重量 75kg
×
(上物価格-格落価格) (430円 - 30円)
30,000円
肉豚1頭当りの飼料代 肉豚出荷体重115kg
×
農場飼料要求率 3.3
×
飼料単価 32円
12,144円
肉豚1頭当りの増収 1頭当りの売り上げ30,000円
-
1頭当りの飼料代12,144円
17,856円
1母豚当りの生涯増収 1頭当りの増収17,856円
×
生涯産歴
÷
回転率2.2産/年
44,640円の増収
2.飼料要求率が 0.1 改善されると
肉豚1頭当りの飼料費減 肉豚出荷体重115kg
×
農場飼料要求率改善0.1
×
飼料単価32円
368円
1母豚当りの年間飼料費減 肉豚1頭当りの飼料費減368円
×
1母豚当りの年間出荷頭数20頭
7,360円
1母豚当りの生涯増収 1母豚当りの年間飼料費減7,360円
×
生涯産歴5.5産
÷
回転率 2.2産/年
18,400円の増収
3.上物率が 5% 改善されると
中物以下の平均格落額 平均格落 30円 ÷ 上物率50% 60円
格落の改善額 中物以下の格落額60円 × 上物率改善5% 3円
肉豚1頭当りの売上増 枝肉重量75kg × 格落の改善額3円 225円
1母豚当りの生涯増収 肉豚1頭当りの売上増225円
×
生涯産歴5.5産
÷
回転率 2.2産/年
11,250円の増収
4.出荷頭数・飼料要求率・上物率が同時に改善されると
年間出荷頭数 20頭 ⇒(2頭 増加)⇒ 22頭 89,280円
飼料要求率 3.3 ⇒(0.2 改善)⇒ 3.1 36,800円
上物率 50% ⇒(10% 改善)⇒ 60% 22,500円
1母豚当りの生涯粗収入の合計 148,580円の増益

高能力雄豚の導入の効果

高能力雄豚を導入した場合の、雄豚1頭当りの経済効果を試算しました。
例えば、現在の農場成績が以下だとします。

種豚の雄雌比 20:1
供用年数 2.0
年間生産肉豚頭数 400
農場要求率 3.3
上物率 50 %
飼料単価 32 円/kg
肉豚出荷体重 115 kg
枝肉重量(歩留65.2%) 75 kg
上物価格 430
格落平均 30
1.飼料要求率が 0.1 改善されると
肉豚1頭当り の飼料費減 肉豚出荷体重115kg
×
農場飼料要求率改善0.1
×
飼料単価
368円
雄豚1頭当りの生涯増収 肉豚1頭当りの飼料費減368円
×
年間肉豚生産頭数400頭
×
供用年数2.0年
294,400円の増収
2.上物率が 5% 改善されると
中物以下の平均格落額 平均格落30円÷上物率50% 60円
格落の改善額 中物以下の格落額60円×上物率改善 5% 3円
肉豚1頭当りの売上増 枝肉重量75kg×格落の改善額3円 225円
雄豚1頭当り の生涯増収 肉豚1頭当りの売上増225円
×
年間肉豚生産頭数400頭
×
供用年数2.0年
180,000円の増収
3.飼料要求率・上物率が同時に改善されると
飼料要求率 3.3 ⇒(0.2 改善)⇒ 3.1 588,800円
上物率 50% ⇒(10% 改善)⇒ 60% 360,000円
雄豚1頭当りの生涯粗収入の合計 948,800円の増益