社長メッセージ

当社は世界最大の種豚会社PIC社(Pig Improvement Company)の日本でのフランチャイズ企業として1982年、岩谷産業株式会社の全額出資によって設立されました。『世の中に必要なものは栄える』という同社の創業以来の企業理念にもとづき、日本の養豚産業発展のため、同社の広範な事業展開の一翼を担ってまいりました。社名は岩谷産業とPIC社の世界的な種豚のブランドであるケンボローに因んでつけられたものです。

1983年末の東北原種豚場(現原々種豚場)の稼動につづき、1986年から全国7ヵ所に契約原種豚場を配し、全国規模での種豚の生産、販売を開始しました。爾来四半世紀以上、ケンボロー豚はその経済性と健康度から日本の養豚業界のトップブランドとしての地位を確立してまいりました。

バークシャー系種雄豚『PIC265』やデュロック系種雄豚『PIC380』『PIC280』などの新品種投入によって肉質の改善が進み、消費者のニーズに合ったより安全で美味しい豚肉生産のお手伝いをさせていただいております。また、飼料要求率の改善に威力を発揮する種雌豚『ケンボロー』や、抜群の繁殖性と強健性を誇る『ケンボロー35』は大手農場を中心に順調にシェアを拡大しています。

一方、当社はPIC社のノウハウと、長年の種豚事業を通じて蓄積してきた独自の飼養管理技術を活用するため、1995年にプラント部門を設立、最新の養豚システム機器の開発、販売を数多く手がけてまいりました。今後とも、より質の高いサービス提供に努めてまいります。

海外からの豚肉輸出攻勢を加速させるTPP問題、国内では口蹄疫などの悪性疾病侵入の脅威、後継者不足や畜産公害問題など、業界には問題が山積しています。日本の養豚産業は新たな荒波にもまれることになりますが、当社は変わらぬ企業理念と卓越した経営資源《人・ノウハウ・商品》を活かした事業展開をはかってまいります。

2016年4月
代表取締役社長
相川和博